Q 祈るということは大切でしょうか?
A それは、その祈りがどういうものであるかによって違います。祈りの文句を目的もなしに繰り  返すだけでは大気中に波動を起こすだけです。誠心誠  意、魂の底からの祈りは神の心と一体となります。真実の自分を顕現すること、心を開くことで波長を高めます。

Q 他に援助が得られない時、祈りを通じて霊界からの援助を要請しても良いか?
A 誠心誠意の祈りは、その行為そのものがより高い波長に感応させます。祈るということ自体が心を開かせるのです。ただし心と魂と精神を込めたものであらねばなりません。こうしてほしい、ああしてほしいといった、ただの要求は祈りではありません。真実の意味での祈りは大きな霊的活動です。それは何かの目的への手段であって、目的そのものであってはならない、というのが一番適切な表現かと思います。
「何とぞ私を役立たせ給え」−これ以上の祈りの言葉はありません。他人の為に役立つすべを  身に付ければ霊性は高まります。口先だけの祈りは空虚な音の響きに過ぎません。